住友ファーマ、2024年度第2四半期決算を発表
製薬会社である住友ファーマは、2024年10月30日に2024年度（2025年3月期）第2四半期決算を発表しました。
決算内容
第2四半期の業績は堅調で、売上高は前年同期比7.4％増の1,115億円となりました。
- 医薬品事業：売上高が8.8％増の983億円と好調に推移しました。希少疾患治療薬「エクセリオン」や糖尿病治療薬「スローリー」などがけん引しました。
- 医療機器事業：売上高が7.8％減の72億円となりました。主に眼科関連製品の販売が減少したことによるものです。
- その他事業：売上高は2.6％増の60億円となりました。
営業利益は前年同期比26.3％減の186億円となりました。売上原価の上昇が響きました。
その他の関連情報
- 通期予想：住友ファーマは通期予想を据え置き、売上高1兆9,600億円、営業利益520億円を見込んでいます。
- 新薬開発：同社は、神経変性疾患やがんを対象とした新薬の開発を進めています。
- ESG（環境、社会、ガバナンス）：住友ファーマは、持続可能性と社会貢献に注力しています。
市場反応
この決算を受けて、住友ファーマの株価は一時的に上昇しました。投資家らは、医薬品事業の堅調な成長と、同社の長期的な成長戦略に期待を寄せています。
今後の見通し
住友ファーマは、医薬品事業のさらなる拡大と、医療機器事業の回復を目指しています。同社は、新薬開発と戦略的な提携を通じて、長期的な成長を追求していくとしています。
2024年度（2025年3月期）第2四半期決算 決算説明会資料
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