新潟県、阿賀野市を中心とする野鳥監視重点区域（令和6年10月28日指定）

野鳥監視重点区域に阿賀野市指定

新潟県は、2024年10月29日午前6時に『阿賀野市を中心とする野鳥監視重点区域（令和6年10月28日指定）』を公開しました。

野鳥監視重点区域とは

野鳥監視重点区域とは、鳥インフルエンザなどの感染症の流行を防ぐために、野鳥の監視を強化する地域のことです。重点区域では、野鳥の死骸や異常な行動がないかなど、定期的に監視が行われます。

阿賀野市指定の理由

阿賀野市は、渡り鳥や水鳥の飛来地として知られています。また、野生鳥類が生息する環境が整っています。そのため、鳥インフルエンザなどの感染症の発生リスクが高いと判断されました。

監視体制

重点区域内では、農林水産省と新潟県が協力して監視を実施します。定期的なパトロールや、野鳥の死骸の回収・検査が行われます。また、地元住民にも協力を呼びかけて、野鳥の異常な行動や死骸の発見があれば連絡するよう求めています。

感染症予防の重要性

鳥インフルエンザなどの感染症は、家畜や人間に大きな影響を与える可能性があります。野鳥監視重点区域を指定することで、感染症の早期発見・対応につなげることが期待されています。

関連情報

新潟県野鳥監視重点区域マップ（令和6年10月28日指定）：https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/2388892.pdf
鳥インフルエンザに関する情報（農林水産省）：https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori_influenza/index.html

新潟県民の皆様には、野鳥の異常な行動や死骸を発見した際には、速やかに新潟県家畜保健衛生所（電話番号：025-383-1961）までご連絡ください。