NTT、300GHz帯で世界最高160Gbpsのデータ伝送に成功
2024年10月28日、NTTは、「6Gにおけるサブテラヘルツ帯の超高速無線を実現する小型無線デバイス」に関する研究成果を発表しました。
サブテラヘルツ帯とは？
サブテラヘルツ帯は、テラヘルツ帯（1テラヘルツ=1,000ギガヘルツ）未満の周波数帯域を指します。テラヘルツ帯は、超高速無線伝送や高精細画像化などに利用が期待されています。
NTTの研究成果
NTTは、インジウムリン（InP）集積IC技術を使用して、300GHz帯で160Gbpsのデータ伝送に成功しました。これは、サブテラヘルツ帯における世界最高記録です。
この無線デバイスは非常に小型で、面積はわずか3.5mm x 3.5mmです。また、消費電力はわずか1.18Wと低く、モバイルデバイスへの搭載も可能です。
6Gへの応用
6Gは、5Gの次世代無線通信規格です。6Gでは、サブテラヘルツ帯が活用されることが期待されており、超高速データ伝送や低遅延通信を実現することが可能です。
NTTの研究成果は、6Gにおける超高速無線の実現に向けて重要な一歩となります。
関連情報
- NTTプレスリリース：https://www.ntt.co.jp/release/detail/20241028_01.html
- サブテラヘルツ帯：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%90%E3%83%86%E3%83%A9%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%82%A4%E5%B8%AF
- インジウムリン（InP）：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%A5%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%B3
6Gにおけるサブテラヘルツ帯の超高速無線を実現する小型無線デバイス～InP集積IC技術により300GHz帯において世界最高の160Gbpsデータ伝送に成功～
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