千葉県、手賀沼産水産物（ギンブナ、コイ、モツゴ）の出荷制限を解除
2024年10月25日、千葉県は、手賀沼で採取されたギンブナ、コイ、モツゴの出荷制限を解除しました。
解除に至った経緯
2023年10月に、手賀沼の水質検査で基準値を超えるシアン化合物が検出されたため、県は水産物の出荷を制限していました。その後、県が実施した追加検査で、シアン化合物の濃度が低下し、基準値を下回ったことが確認されました。
解除後の対応
出荷制限が解除されたことで、手賀沼産のギンブナ、コイ、モツゴは、県が定めた衛生基準を満たしていることが確認されれば、流通や販売が再開されます。県は、水質の定期的なモニタリングを継続し、安全性を確保していきます。
関連情報
- シアン化合物の由来
手賀沼に流入する複数の河川から、工業排水や生活排水に含まれるシアン化合物が流入している可能性があると考えられています。県は、汚染源の特定と対策に取り組んでいます。
- ギンブナ、コイ、モツゴの主な用途
ギンブナ、コイ、モツゴは、佃煮や煮物などの食材として利用されています。また、観賞魚としても親しまれています。
- 出荷制限中の対応
出荷制限中は、手賀沼漁業組合が貯水池で水産物を養殖し、県が水質検査を実施して安全性を確認してから、出荷していました。
県は、手賀沼の水質保全と、水産物の安全性の確保に努めていきます。消費者の方は、出荷再開後の手賀沼産水産物を安心して召し上がっていただけるようになります。
手賀沼産水産物（ギンブナ、コイ及びモツゴ）の出荷制限指示等の解除について
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