郵便局数が減少傾向、2024年9月末は3万1,939局に
日本郵便は2024年10月24日に「郵便局数の推移を更新しました（2024年9月末）」を発表しました。
郵便局数の推移
2024年9月末時点の郵便局数は3万1,939局で、前年同期比で107局減少しました。郵便局数は2000年代から減少傾向にあり、2020年には4万局を割っています。
減少の要因
郵便局数の減少の要因としては、以下のものが挙げられます。
- 電子メールやSNSなどの電子通信手段の普及による郵便物の減少
- 宅配便の拡大による郵便事業の縮小
- 都市部の再開発や人口減少による集約
関連情報
総務省の「全国郵便局数調査」(2023年3月末時点)によると、都市部よりも過疎地域で郵便局の減少率が大きい傾向があります。また、民営化されたゆうちょ銀行も自社の店舗を縮小傾向にあります。
今後の展望
日本郵便は、郵便局のネットワークを維持しながら、電子サービスの強化や新しいビジネスモデルの展開に注力すると発表しています。今後も郵便局数の減少が続くことが予想されますが、過疎地域などの郵便事業の維持が課題となるでしょう。
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