山形県がパートナーシップ宣誓制度の連携に参加
山形県は、2024年10月23日06:00に、「パートナーシップ宣誓証明制度の自治体間連携への参加について」を発表しました。
パートナーシップ宣誓証明制度とは?
パートナーシップ宣誓証明制度は、同性カップルや事実婚カップルに対し、自治体が婚姻関係に準じた関係を公的に証明する制度です。宣誓書には、当事者の氏名、住所、関係性などが記載され、公印が押されます。
連携の目的
この連携は、同性カップルや事実婚カップルが自治体をまたいで移動しても、宣誓証明を有効に活用できるようにすることを目的としています。連携に参加する自治体間では、宣誓証明書の様式を統一し、相互承認を行います。
参加自治体
山形県をはじめ、現在までに以下の16自治体が連携に参加しています。
- 山形県
- 秋田県
- 富山県
- 長野県
- 愛知県
- 京都府
- 大阪府
- 京都市
- 大阪市
- 神戸市
- 広島市
- 福岡県
- 佐賀県
- 長崎県
- 鹿児島県
- 那覇市
意義
この連携は、同性カップルや事実婚カップルにとって、以下の利点をもたらします。
- 住民票や戸籍謄本の記載漏れを防ぐ
- 公的書類への記載を統一することで、行政手続きを簡素化する
- 相互承認により、自治体をまたいでも宣誓証明を有効に活用できる
山形県は、この連携に参加することで、県内の同性カップルや事実婚カップルを支援するとともに、多様な性のあり方を尊重する社会の実現を目指しています。
今後の予定
連携参加自治体は、今後、宣誓証明書の様式や相互承認の手続きなどについて協議を進める予定です。制度の詳細や開始時期については、関係自治体から改めて発表されます。
関連情報
- 山形県公式ウェブサイト:https://www.pref.yamagata.jp/ou/press/r06/r06_0213_10773.html
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