堺市の「共生の森」が自然共生サイトに認定
大阪・堺市は、2024年10月23日、市の北西部に位置する「堺第7-3区 共生の森」が「自然共生サイト」に認定されたと発表しました。
自然共生サイトとは
自然共生サイトは、環境省が定める、生物多様性の保全や持続的な利用に優れた自然環境を持つ地域です。認定は、自然環境保全に優れた取り組みを行っている地域に対し、その価値を広くアピールし、保全の促進を図ることを目的に行われます。
共生の森の特徴
共生の森は、国有林を活用し、2003年から整備が進められてきた約23ヘクタールの緑地です。
森には、里山特有の多様な植生や、希少な動植物が生息しています。また、市民が自然と触れ合える散策路や、自然学習施設などが整備されています。
認定の理由
共生の森は、以下の点が高く評価され、自然共生サイトに認定されました。
- 都市部にありながら、豊かな自然環境を有していること
- 希少種を含む多様な動植物が生息していること
- 市民が参加した保全活動が盛んに行われていること
今後の取り組み
堺市は、今回の認定を機に、共生の森の自然環境をさらに保全し、市民の自然との触れ合いを促進するための取り組みを強化していく方針です。
具体的な取り組みとしては、外来種対策や植生の回復、自然学習プログラムの充実などが検討されています。
関連情報
- 大阪府自然共生サイト認定制度：https://www.pref.osaka.lg.jp/midorinokyousou/tokuisitei/shizennkyouseisaito.html
- 堺市「共生の森」：https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/iinkai/shisetsu/jutaku/kyoseinomori/index.html
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