農林水産省が漁船安全対策で優秀な取り組みを表彰
農林水産省は2024年10月21日、令和6年度「漁船の安全対策に関する優良な取組に対する表彰」受賞者を決定しました。
表彰の目的
この表彰は、漁船の安全対策に関する優れた取り組みを行った団体や個人を表彰し、他の漁業者や関係者に安全対策の重要性を啓発することを目的としています。
受賞者
今回受賞した団体と個人の概要は以下の通りです。
- 団体
- 函館さかな組合（北海道函館市）
- 奄美漁業協同組合（鹿児島県奄美市）
- 網走漁業協同組合（北海道網走市）
- 個人
- 板橋 廣氏（宮城県牡鹿郡女川町）
- 亀山 秀明氏（三重県鳥羽市）
受賞の理由
- 函館さかな組合: 船舶相互通報制度の徹底や安全衛生パトロールの強化など、総合的な安全対策を実施。
- 奄美漁業協同組合: 漁船の安全点検や乗組員の安全教育に力を入れており、事故の防止に貢献。
- 網走漁業協同組合: 漁船に救命いかだや衛星通信機を搭載し、緊急時の備えを充実。
- 板橋 廣氏: 漁船の安全装置の改良や乗組員の安全指導に積極的な取り組みを実施。
- 亀山 秀明氏: 漁船安全対策の普及啓発活動に貢献しており、漁業従事者の安全意識の向上に尽力。
表彰式
表彰式は、2024年11月15日（金）に東京で開催される予定です。受賞者には表彰状と記念品が贈呈されます。
関連情報
農林水産省では、漁船の安全対策を強化するために、以下のような取り組みも行っています。
- 漁船の安全対策に関するガイドラインの改訂
- 安全装置の普及支援
- 漁業者に対する安全教育の実施
漁船の安全対策は、漁業者自身の命を守るだけでなく、日本の漁業の安定的な発展にもつながります。農林水産省は、今後も漁船安全対策の充実を図り、漁業従事者の安全を確保していくとしています。
令和6年度「漁船の安全対策に関する優良な取組に対する表彰」受賞者の決定及び表彰式の開催について
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