札幌市が認知症高齢者のグループホームを整備
札幌市は、2024年10月21日に「認知症高齢者グループホームの整備について（令和7年度整備分）」を発表しました。
グループホームの概要
グループホームとは、認知症のある高齢者が少人数で共同生活を送る施設です。家庭的な環境で、食事や入浴などの生活支援や、認知機能の低下を予防するためのリハビリテーションなどが提供されます。
札幌市が整備するグループホームは、以下の要件を満たします。
- 入居者定員：10名以下
- 居室数：5室以上
- 延床面積：200平方メートル以上
- 24時間対応の体制
- 生活支援、リハビリテーション、健康管理などのサービスを提供
整備予定数と地域
令和7年度に整備予定のグループホームの数は、5か所です。整備場所は以下の地域です。
- 厚別区（2か所）
- 北区
- 中央区
- 東区
これらの地域では、認知症高齢者やその家族からのニーズが高く、グループホームの整備が求められています。
整備の目的
この整備により、認知症高齢者が安心して暮らせる場を提供するとともに、家族の介護負担を軽減することが目的です。また、地域住民との交流を促進し、認知症に対する理解を深めることも期待されています。
今後のスケジュール
札幌市では、今後、整備事業者を選定し、令和7年4月からの入居を目指します。具体的な入居時期や費用などの情報は、決まり次第発表される予定です。
関連情報
- 札幌市認知症予防地域づくり推進センター：https://www.city.sapporo.jp/kenkodukuri/health/kogni.html
- 厚生労働省認知症総合サイト：https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaihoken/kogni/
認知症高齢者グループホームの整備について（令和7年度整備分）
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