名古屋市が『文化のみち二葉館』を一般公開
名古屋市は、2024年10月21日午前3時53分、文化のみち二葉館を一般公開しました。二葉館は、大正時代の歴史的建造物「旧川上貞奴邸」を保存・活用したもので、名古屋市の新たな文化的拠点として期待されています。
二葉館とは
二葉館は、名古屋市中区の文化のみち沿いにある旧川上貞奴邸を改装した施設です。貞奴は、明治から昭和初期にかけて活躍した日本舞踊界の伝説的な人物で、二葉館は貞奴が晩年を過ごした邸宅です。
二葉館は、大正9（1920）年に建てられた総檜造りの数寄屋造りで、国の登録有形文化財に登録されています。建物は、貞奴の好みを反映して豪華かつ繊細な造りになっており、玄関の拭漆、客室の欄間彫刻、庭の凝った石組みなど、随所に匠の技が光っています。
公開内容
二葉館では、以下の内容を公開しています。
- 旧川上貞奴邸の建物見学
- 貞奴に関する資料の展示
- 日本舞踊や茶道などの文化体験
関連情報
二葉館の一般公開に関連して、以下の情報が発表されています。
- 開館時間：午前10時～午後4時30分（入館は午後4時まで）
- 休館日：月曜日（祝日の場合は翌日）および年末年始
- 入館料：一般500円、大学生・高校生300円、小中学生無料
- アクセス：名古屋市営地下鉄桜通線「久屋大通駅」下車、徒歩約5分
名古屋市は、二葉館を「文化の殿堂」として、日本文化の継承・発展や市民の文化活動の促進に活用していく方針です。
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