中国電力、島根原子力発電所1号機の検査状況を更新
中国電力株式会社は2024年10月21日午前6時、廃止措置中の島根原子力発電所1号機の第5回定期事業者検査の状況を発表しました。
定期事業者検査とは
定期事業者検査とは、原子力発電所を安定かつ安全に運転するために定期的に行われる検査です。運転を停止した状態で、設備や機器を点検・整備することで、原子炉の安全性と信頼性を確保します。
島根原子力発電所1号機の状況
島根原子力発電所1号機は、1974年3月に運転を開始しました。2015年8月に原子炉を停止し、現在は廃止措置中です。
第5回定期事業者検査は、2023年9月26日から実施されています。現在までに以下の作業が完了しています。
- 原子炉建屋内の除染
- タービン建屋内の大型機器の解体
- 廃炉関連施設の建設
今後は、以下の作業が予定されています。
- 燃料取扱建屋内の機器の解体
- 放射性廃棄物の搬出
- 原子炉建屋の解体
関連情報
- 中国電力株式会社の発表資料：https://www.cpc.co.jp/corporate/news/20241021_2.html
- 島根原子力発電所に関する中国電力のウェブサイト：https://www.cpc.co.jp/corporate/powerplant/shimane-powerstation/index.html
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