東京証券取引所がデジタルキューブの初値決定前気配運用を発表
日本取引所グループは、2024年10月17日午前4時に以下のプレスリリースを発表しました。
新規上場日の初値決定前の気配運用について:株式会社デジタルキューブ
東京証券取引所は、2024年10月17日に新規上場する株式会社デジタルキューブの初値決定前の気配運用について、以下の通り運用することを決定しました。
気配運用方法
- 寄付前気配(9時15分から9時24分)は、公募価格(1,200円)を基準として、公募価格からストップ高水準(1,440円)とストップ安水準(960円)の範囲内で気配を形成します。
- 寄付気配(9時25分から9時30分)は、寄付前気配で形成された気配の範囲内において、公募価格を基準として±20%の範囲内で気配を形成します。
- 引け前気配(14時50分から15時00分)は、寄付気配で形成された気配の範囲内において、公募価格を基準として±10%の範囲内で気配を形成します。
関連情報
- デジタルキューブは、モバイルアプリ開発やインターネット広告事業を手掛ける企業です。
- 同社の株式は、2024年10月17日に東京証券取引所のグロース市場に上場予定です。
- 公募価格は1,200円に設定されています。
初値決定前の気配運用とは
初値決定前の気配運用とは、新規上場銘柄の上場初日の初値決定前に、株価の乱高下を抑制するために東京証券取引所が行う制度です。この制度により、市場参加者は上場前にある程度の価格水準を把握して取引に臨むことができます。
ストップ高・ストップ安水準
ストップ高水準とストップ安水準は、上場初日の株価変動を制限する水準です。ストップ高水準は公募価格の20%高、ストップ安水準は公募価格の20%安に設定されます。この制度により、上場初日の急激な株価変動が抑制されます。
まとめ
東京証券取引所は、デジタルキューブの初値決定前の気配運用を決定しました。この制度により、同銘柄の上場初日の株価変動が抑制され、市場参加者は安定した取引環境のもとで取引することができます。
[東証]新規上場日の初値決定前の気配運用について:(株)デジタルキューブ
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