日本証券金融が品貸料最高料率の臨時措置を解除
日本証券金融（JSCC）は、2024年10月15日付で「貸借取引の品貸し申込みにおける品貸料の最高料率に係る臨時措置の解除について」と題するお知らせを公開しました。これにより、長期金利上昇を受けて実施されてきた品貸料の最高料率に関する臨時措置が解除されます。
背景
2022年3月、日本銀行が長期金利の変動許容幅を拡大したことで、長期金利が急上昇しました。これに伴い、JSCCでは、貸借取引の需要と供給の逼迫を緩和するため、2022年4月から品貸料の最高料率を一時的に引き上げる臨時措置を実施していました。
臨時措置の解除
その後、長期金利は落ち着きを見せました。JSCCは、市場環境の改善を踏まえ、品貸料の最高料率に関する臨時措置を解除することを決定しました。解除日は2024年10月15日となります。
今後の貸借取引
品貸料の最高料率が解除されたことで、貸借取引の品貸料は市場の需給関係に応じて自由に設定されることになります。JSCCは、市場の動向を注視し、必要に応じて適切な措置を講じるとしています。
関連情報
- 日本証券金融の発表資料：https://www.jscc.co.jp/news/20241015_01.html
まとめ
日本証券金融が長期金利の変動を受けて実施していた品貸料の最高料率に関する臨時措置が解除されます。これにより、貸借取引の品貸料は市場の需給関係に応じて自由に設定されることとなります。
貸借取引の品貸し申込みにおける品貸料の最高料率に係る臨時措置の解除について（10/15）
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