名古屋市美術館で開催される特別展「西方寺所蔵 棟方志功襖絵」
名古屋市美術館は、2024年10月15日から同年12月9日まで、特別展「西方寺所蔵 棟方志功襖絵」を開催します。
棟方志功とは
棟方志功（1903-1975年）は、20世紀を代表する版画家の一人です。故郷の弘前市から京都に移住後、仏教美術の影響を受け、独特な「板画」技法を確立しました。力強く躍動的な線と鮮やかな色彩で、仏教の経典や民話を描いています。
西方寺所蔵襖絵
今回の特別展では、愛知県稲沢市にある西方寺の襖絵が公開されます。棟方志功は1967年から1968年にかけて、同寺の客殿と方丈の襖絵を制作しました。
展示内容
展示では、客殿と方丈の襖絵全42面が公開されます。客殿の襖絵は「涅槃図」や「三仏図」などの仏教画で、一方丈の襖絵は「弘法大師行状絵伝」や「竹取物語」などの物語を描いています。
関連情報
特別展の開催に先立ち、名古屋市美術館では関連イベントを実施しています。
- 講演会「棟方志功と西方寺襖絵」（2024年9月23日）
- 展示解説会（会期中土・日曜開催）
チケット情報
- 一般：1,500円
- 大学生・高校生：1,000円
- 中学生以下：無料
アクセス
名古屋市美術館 〒460-0002 名古屋市中区栄3-17-32
公式サイト
まとめ
名古屋市美術館で開催される「西方寺所蔵 棟方志功襖絵」は、近代日本美術の巨匠の傑作を鑑賞できる貴重な機会です。躍動的な線と鮮やかな色彩の世界を、ぜひ堪能してください。
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