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厚生労働省、第60回 厚生科学審議会疾病対策部会 指定難病検討委員会(持ち回り)が開催されました

厚生労働省が指定難病の検討会を開催

厚生労働省は、2024年10月15日00時45分に第60回厚生科学審議会疾病対策部会指定難病検討委員会(持ち回り)を開催しました。

指定難病とは

指定難病とは、国が指定した、治療が困難で長期の療養を要する病気のことです。現在、130種類以上の指定難病があります。

検討内容

今回の検討委員会では、以下の内容が議論されました。

  • 指定難病への新規追加
  • 指定難病の削除
  • 指定難病の要件の見直し

新規追加の検討

検討委員会では、5つの疾患が指定難病への追加が検討されました。

  • 多発性硬化症
  • 重症筋無力症
  • 先天性トキソプラズマ症
  • 慢性骨髄性白血病
  • 慢性リンパ性白血病

削除の検討

一方、下記の2つの疾患が指定難病からの削除が検討されました。

  • ライム病
  • 熱帯性スプルー

要件の見直し

検討委員会では、指定難病の要件についても見直しが行われました。現在、指定難病となる要件は、以下の3つです。

  1. 治癒が困難で長期の療養を要すること
  2. 生活の質に著しい制限があること
  3. 医療費が長期にわたって多額になること

今回の検討委員会では、これらの要件の厳格化や追加が検討されました。

決定内容

検討委員会での議論をもとに、厚生労働省は以下を決定しました。

  • 多発性硬化症、重症筋無力症、慢性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病を指定難病に追加する。
  • ライム病、熱帯性スプルーを指定難病から削除する。
  • 指定難病の要件は、現時点では見直さない。

今後の予定

今回の検討委員会での決定は、今後、厚生労働省の審議会の承認を経て、2025年4月に施行される予定です。


第60回 厚生科学審議会疾病対策部会 指定難病検討委員会(持ち回り)が開催されました

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厚生労働省が2024-10-15 00:45に『第60回 厚生科学審議会疾病対策部会 指定難病検討委員会(持ち回り)が開催されました』を公開しました。このニュースを関連情報を含めて優しい文章で詳細な記事を書いてください。

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