腸管出血性大腸菌による食中毒にご注意ください
広島市保健所は2024年10月11日、腸管出血性大腸菌（EHEC）による食中毒が発生したことを発表しました。
原因食品
現時点では、原因食品は特定されていません。
症状
EHEC感染による食中毒の主な症状は、激しい腹痛、下痢、嘔吐などです。下痢は血が混じることがあり、発熱や倦怠感もみられます。重症化すると、溶血性尿毒症症候群（HUS）を発症することがあります。HUSは腎臓を損傷し、最悪の場合、命に関わる可能性があります。
潜伏期間
EHEC感染の潜伏期間は通常、1～3日です。
予防策
EHEC食中毒を予防するには、以下のことに注意してください。
- 肉や野菜は十分に加熱する。
- 生肉やシーフードを扱うときは十分に手を洗う。
- 生肉やシーフードは他の食品と接触しないように扱う。
- キッチン用具や食器は熱湯消毒する。
- 生乳や未加工の果物、野菜は避ける。
症状が出たら
EHEC食中毒の症状が出た場合は、すぐに医療機関を受診してください。特に、血便がある場合や、倦怠感や発熱が強い場合は注意が必要です。
関連情報
- 厚生労働省｜腸管出血性大腸菌（EHEC）感染症
- 広島市保健所｜食中毒に関する情報
EHEC食中毒は重症化する可能性があるため、予防策を徹底することが重要です。症状が出た場合は、速やかに医療機関を受診してください。
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