大阪市、自転車ヘルメット普及啓発キャンペーンを実施
大阪市は、2024年10月10日午前6時より『いのちを守りたい・・・～自転車ヘルメットが当たり前の世の中に～』と題した自転車ヘルメット普及啓発キャンペーンを開始しました。
キャンペーンの目的
このキャンペーンの目的は、自転車利用者のヘルメット着用率の向上を図り、自転車事故による頭部外傷を防止することです。大阪市では、2020年から2022年にかけて発生した自転車事故のうち、頭部外傷を負ったケースが全体の約3割を占めています。ヘルメット着用により、頭部外傷のリスクを最大85％低減できるとされています。
キャンペーン内容
キャンペーンでは、次のような取り組みが行われます。
- ヘルメット着用啓発ポスターの掲示: 市内の主要道路や自転車駐輪場などに、ヘルメット着用を呼びかけるポスターを掲示します。
- イベントでのヘルメット配布: 自転車イベントや市民祭りなどで、無料でヘルメットを配布します。
- ヘルメット着用促進のための協賛企業募集: ヘルメットの購入補助や着用促進のための取り組みを行う企業を募集します。
- 小学校でのヘルメット着用教育: 市内の小学校で、児童向けのヘルメット着用教育を実施します。
今後の展開
大阪市は、このキャンペーンを継続的に実施し、2025年までに自転車利用者のヘルメット着用率を50％以上に引き上げることを目標としています。また、ヘルメット着用が当たり前の社会の実現を目指し、自転車インフラの整備や自転車教育の充実にも取り組んでいきます。
関連情報
- 大阪市：『いのちを守りたい・・・～自転車ヘルメットが当たり前の世の中に～』
- 国土交通省：『自転車ヘルメット着用促進のために』
- 日本自転車ヘルメット工業会：『ヘルメットの正しい使い方』
いのちを守りたい・・・ ～自転車ヘルメットが当たり前の世の中に～
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