岡山・後楽園で「松の菰巻き」を実施
日時：2024年10月9日（水）午前7:00
場所：岡山県岡山市北区後楽園1
内容：
岡山県が誇る名園「後楽園」では、毎年この時期に「松の菰巻き」が行われます。
この伝統行事は、寒さから松の木を守るために菰（こも）というワラ製の巻き物で松の幹を包むものです。後楽園では、約200本の松の木に菰巻きが行われます。
菰巻きは、熟練した職人によって手作業で行われます。菰を水に浸して柔らかくし、木に巻いていきます。菰を巻き終わると、縄でしっかりと固定します。
目的：
菰巻きは、松を寒さから守るというだけでなく、松の木の成長を促し、美観を保つ役割もあります。
関連情報：
- 後楽園：
- 岡山市北区にある回遊式庭園。国の特別名勝に指定されています。
- 1700年頃に造営され、江戸時代の庭園の代表例とされています。
- 菰：
- ワラを編んで作られた巻き物。古くから農作物の保存や防寒具として使われてきました。
- 職人：
- 菰巻きは熟練した職人によって行われます。特に、後楽園の菰巻きは代々受け継がれている技術です。
鑑賞方法：
後楽園の「松の菰巻き」は、一般公開されます。当日は、職人による菰巻きの様子を観察することができます。
菰で巻かれた松の木は、雪景色にも映える美しい姿を見せてくれます。ぜひこの機会に、後楽園の冬の風物詩をお楽しみください。
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