日本証券業協会、J-IRISSを2024年10月8日に公開
日本証券業協会は、2024年10月8日午前0時51分に、投資家保護に関する新しい情報開示システム「J-IRISS」を公開しました。
J-IRISSとは
J-IRISSは、「Japan Investor Relations Information Service System」の略で、企業が株主・投資家向けに配信する情報を一元的に収集・管理するシステムです。企業は、このシステムを通じて、決算情報、経営説明会資料、IRニュースなどのさまざまな情報を登録することで、投資家への情報提供を効率化できます。
投資家へのメリット
投資家は、J-IRISSを利用することで、さまざまな企業の情報に一括してアクセスできます。これにより、投資判断に必要な情報を容易かつ迅速に入手することが可能になります。
関連情報
J-IRISSの公開は、投資家保護を強化するための取り組みの一環です。日本証券業協会は、2020年に「投資家保護に関する行動計画」を発表し、投資家への情報提供の改善と透明性の向上を図ってきました。
J-IRISSの運用を開始することで、日本証券業協会は、投資家保護をさらに強化し、投資市場の健全な発展に貢献することを目指しています。
企業への影響
J-IRISSを利用することで、企業はコストを削減し、投資家とのコミュニケーションを強化できます。また、情報開示の透明性が高まり、企業の信頼性向上にもつながります。
利用開始の時期
企業は、2024年10月8日よりJ-IRISSを利用することができます。日本証券業協会は、企業に対し、早期に登録してシステムを活用することを推奨しています。
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