青森の水産物、放射性物質検査で基準値以下を継続確認
青森県水産振興課は2024年10月7日、県の沿岸海域で採取された水産物に対する放射性物質検査の結果を発表しました。
今回の調査は、2024年9月に青森県内の3カ所の海域（浅虫湾、八戸港、むつ湾）で採取されたホタテ、ウニ、ワカメ、コンブ、エビ、イカなどの水産物を対象に行われました。
検査結果は、いずれの水産物からも、国の定める基準値である100ベクレル/kg（セシウム134＋137）を大幅に下回る数値が検出されました。
この結果を受けて、青森県は「青森県産の水産物は、放射性物質の面で安全であり、安心して消費していただけます」と発表しています。
青森県では、2011年の東京電力福島第一原子力発電所事故発生以降、定期的に水産物の放射性物質検査を実施し、安全性を確認しています。今回の調査でも、基準値を大幅に下回る結果が得られたことで、青森県産の水産物の安全性が改めて確認されました。
青森県は、今後も水産物の安全確保に努め、消費者の安心につながる取り組みを継続していくとしています。
水産物の放射性物質調査結果について [水産振興課 10月7日]
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