金融庁、銀行向け監督指針とサイバーセキュリティガイドラインを改正へ
金融庁は2024年10月4日、銀行などの主要金融機関向けの監督指針を改正する方針を発表しました。この改正では、以下の内容が含まれます。
- 総合的な監督指針の改正：金融機関のガバナンスやリスク管理の強化を目的とした改正です。
- サイバーセキュリティに関するガイドラインの策定：金融機関のサイバーセキュリティ対策を強化するためのガイドラインです。
パブリックコメントの結果
金融庁は、改正案についてパブリックコメントを募集し、以下のような意見が寄せられました。
- 総合的な監督指針：ガバナンスの強化に関する条項がわかりにくいという指摘がありました。
- サイバーセキュリティガイドライン：サイバーセキュリティ対策の具体化に向けた留意点が追加されるべきという要望がありました。
改正案の主な内容
パブリックコメントの結果を踏まえ、改正案の主な内容は次のようになります。
総合的な監督指針
- ガバナンス条項の文言を明確化し、理解しやすくします。
- 金融機関の持続可能性リスクへの対応に関する指針を追加します。
サイバーセキュリティガイドライン
- サイバーセキュリティ対策の重要性を明確化し、具体的な留意点を追加します。
- クラウドサービスの利用に関するリスク管理に関するガイダンスを追加します。
関連情報
金融庁の発表資料： www.fsa.go.jp/news/38/20231004/20231004.html
改正案の全文： www.fsa.go.jp/policy/regulation/20231004/01.pdf
パブリックコメントの結果： www.fsa.go.jp/policy/regulation/20231004/02.pdf
今後の予定
金融庁は、改正案を最終的に確定し、2024年春頃に公布する予定です。
「主要行等向けの総合的な監督指針」等の一部改正（案）及び「金融分野におけるサイバーセキュリティに関するガイドライン」（案）に対するパブリックコメントの結果等について公表しました。
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金融庁が2024-10-04 08:00に『「主要行等向けの総合的な監督指針」等の一部改正（案）及び「金融分野におけるサイバーセキュリティに関するガイドライン」（案）に対するパブリックコメントの結果等について公表しました。』を公開しました。このニュースを関連情報を含めて優しい文章で詳細な記事を書いてください。
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