国際協力機構（JICA）がジェンダーボンドを発行
国際協力機構（JICA）は、2024年10月4日に「第80回・第81回国際協力機構債券（国内財投機関債）」として、ジェンダーボンドを発行すると発表しました。
ジェンダーボンドとは
ジェンダーボンドは、女性や女の子のエンパワーメントを目的としたプロジェクトに資金を提供するために発行される債券です。JICAのジェンダーボンドは、ジェンダー平等や女性活躍推進に関連するプロジェクトに資金が充てられます。
国内初の財投機関発行ジェンダーボンド
今回の発行は、国内の財投機関による初めてのジェンダーボンド発行となります。財投機関とは、政府系金融機関のことで、日本における社会資本の充実と経済発展を目的として設立されています。
主幹事の選定
ジェンダーボンドの発行にあたって、JICAは主幹事として野村證券株式会社、SMBC日興証券株式会社、みずほ証券株式会社の3社を選定しました。これらの証券会社は、ジェンダーボンド市場において高い実績を持ち、ジェンダー平等への取り組みにも積極的に関わっています。
発行規模と期間
ジェンダーボンドの発行規模は、総額500億円を予定しています。発行期間は、2024年10月5日から2029年10月4日まで5年間となります。
JICAのジェンダー平等への取り組み
JICAは、持続可能な開発目標（SDGs）の達成に貢献することを目指しています。SDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」の実現に向けて、JICAは女性や女の子のエンパワーメントを重点分野として取り組んでいます。
関連情報
- JICAプレスリリース：https://www.jica.go.jp/press/2023/20230404.html
第80回・第81回国際協力機構債券（国内財投機関債）「ジェンダーボンド」の発行及び主幹事の選定について
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