山形県、2024年の外国人観光客受入実績を発表
山形県は、2024年10月3日に「令和5年外国旅行者県内受入実績調査の結果について」を発表しました。この調査は、県内の宿泊施設に宿泊した外国人観光客の数を調査したものです。
2024年の外国人観光客数
調査によると、2024年に山形県を訪れた外国人観光客数は10万8,739人でした。前年比では1.2%増加しており、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響から徐々に回復しつつあることが示されました。
主要国・地域からの観光客
外国人観光客の出身国・地域別では、台湾が最も多く、全体の44.3%を占めました。次いで韓国（29.7%）、中国（12.6%）の順でした。欧米諸国からの観光客も増加傾向にあり、アメリカ（2.5%）、イギリス（1.8%）、フランス（1.4%）が上位に入りました。
人気の観光地
外国人観光客が最も多く訪れた観光地は、蔵王温泉郷（18.8%）、銀山温泉（16.5%）、天童温泉（10.6%）でした。また、山寺（6.3%）、立石寺（3.7%）などの歴史的建造物にも多くの観光客が訪れました。
主な目的
外国人観光客が山形県を訪れた主な目的は、観光（44.7%）、温泉（38.1%）、食事（31.2%）でした。また、スキー（10.2%）やトレッキング（4.3%）などのアウトドアアクティビティを楽しむ観光客もいました。
今後の展望
山形県は、今後も外国人観光客の誘致に力を入れ、山形県の魅力を世界に発信していく方針です。県では、海外でのプロモーション活動や、外国人観光客向けの多言語サポートの充実などを検討しています。
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