NTTが森林資源活用で脱炭素社会を目指す
2024年10月1日、NTTは「森林資源を活用したカーボン・クレジット創出・流通による脱炭素社会の実現に向けた連携について」を発表しました。
概要
この連携は、NTTとみずほ銀行、日立製作所、鹿島建設の4社で締結されました。森林資源を活用してカーボン・クレジットを創出し、流通させることで、脱炭素社会の実現を目指します。
カーボン・クレジット
カーボン・クレジットは、温室効果ガスの排出削減や吸収に貢献したプロジェクトに対して発行される証明書です。企業や個人は、自社の温室効果ガス排出量を相殺するためにカーボン・クレジットを購入できます。
森林資源の活用
この連携では、森林の植林や保全、間伐などの活動を通じて、森林が吸収する二酸化炭素の量を増やします。この二酸化炭素吸収量をもとに、カーボン・クレジットを発行します。
連携各社の役割
- NTT: 森林モニタリングやデータ分析の技術を提供
- みずほ銀行: カーボン・クレジットの資金調達や流通
- 日立製作所: 森林管理システムの開発
- 鹿島建設: 森林整備や植林に関する技術
期待される効果
この連携により、以下のような効果が期待されています。
- 森林資源の活用による温室効果ガスの吸収量の増加
- カーボン・クレジット市場の活性化
- 脱炭素社会の実現に向けた取り組みの加速化
今後の展開
NTTは、2025年頃にカーボン・クレジットの発行を開始する予定です。また、その他の企業や団体との連携も検討しています。
関連情報
- NTTプレスリリース: www.ntt.co.jp/news2024/241001a.html
- みずほ銀行プレスリリース: www.mizuho-fg.co.jp/release/2024/20240930.pdf
- 日立製作所プレスリリース: www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2024/10/1001.html
- 鹿島建設プレスリリース: www.kajima.co.jp/news/press/2024/1001.html
- カーボン・クレジットに関する環境省のページ: www.env.go.jp/earth/ondanka/carboncredit/
森林資源を活用したカーボン・クレジット創出・流通による脱炭素社会の実現に向けた連携について
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