フランス財務省がアンリ・マグナン氏を金融情報処理庁（Tracfin）の次期長官に任命
フランス財務省は2024年10月2日、アンリ・マグナン氏を金融情報処理庁（Tracfin）の次期長官に任命しました。
マグナン氏は、金融情報処理庁（Tracfin）で20年間勤務し、近年はマネーロンダリングやテロ資金供与対策の業務を担っています。また、G7金融情報作業部会や欧州連合マネーロンダリング対策部会の水準向上にも関与してきました。
マグナン氏は、汚職、脱税、テロ資金供与に関する金融捜査や情報分析に豊富な経験を持っています。また、マネーロンダリング対策における国際協力と連携を強化するための取り組みでも知られています。
マグナン氏は、2024年11月1日に現職のジャン＝ポール・モラン氏から長官職を引き継ぎます。
金融情報処理庁（Tracfin）について
金融情報処理庁（Tracfin）は、フランスの経済・財務相傘下の機関で、マネーロンダリングやテロ資金供与の防止と対策を担当しています。同庁は、金融機関やその他の団体による疑わしい取引の分析・調査を行い、必要に応じて司法当局に報告します。
Tracfinは、国家規模および国際規模の両方でマネーロンダリングやテロ資金供与対策の取り組みにおいて重要な役割を果たしています。
Antoine Magnant nommé directeur de Tracfin
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