熊本県、公費によるHPVワクチンの「キャッチアップ接種」は令和7年3月までです

熊本県でHPVワクチンのキャッチアップ接種が延長

熊本県が発表した情報によると、公費負担によるヒトパピローマウイルス（HPV）ワクチンのキャッチアップ接種が令和7年（2025年）3月まで延長されました。

キャッチアップ接種とは

キャッチアップ接種は、過去にHPVワクチンを接種する機会がなかった人に、公費負担で接種を受けられる制度です。対象となるのは、令和12年（2030年）4月1日から令和17年（2035年）3月31日までに生まれた女子です。

HPVワクチンとは

HPVワクチンは、子宮頸がんや外陰部がん、膣がんを引き起こすHPVの感染を防ぐためのワクチンです。これらの病気は予防可能なため、ワクチンによる予防が重要となっています。

接種期間の延長

当初、キャッチアップ接種の対象期間は令和7年（2025年）3月までとされていましたが、接種率が十分でなかったことを受け、延長が決定されました。期間を延長することで、より多くの未接種者を対象にすることができます。

接種方法

接種は、市町が指定する医療機関で行われます。予約方法は各市町によって異なるため、詳細は市町役場または保健所に問い合わせてください。

ワクチン接種が重要

HPVワクチンは安全で効果の高いワクチンです。子宮頸がんなどの病気から身を守るために、対象者に接種を受けることが推奨されています。

関連情報

熊本県：公費によるHPVワクチンの「キャッチアップ接種」は令和7年3月までです www.pref.kumamoto.jp/hpv-vaccine-catchup/
国立研究開発法人国立がん研究センター：HPVワクチンQ&A ganjoho.jp/public/qa/cancer_prevention/hpv_vaccine/index.html