政府が2025/26年度の公務員の賃金交渉を開始
イギリス政府（GOV UK）は、2024年9月30日午後4時に「SSRB remit letter: 2025/26 pay round」を公開しました。この書簡は、2025/26年度の公務員の賃金交渉を開始するものです。
背景
公務員給与審査委員会（SSRB）は、イギリスの公務員の給与体系に関する独立した諮問機関です。SSRBは、政府と公務員組合の間の給与交渉を支援する役割を担っています。
今年度の給与交渉
今年度の給与交渉は、2025年4月1日に始まる2025/26年度について行われます。SSRBは、政府に次のような給与勧告を提出する予定です。
- すべての公務員グループに一律の給与アップ率
- 特定の職業グループまたはグレード向けの特定の給与アップ率
政府の立場
政府は、現在の経済状況やインフレ率を考慮して、妥当かつ手頃な価格の給与合意を望んでいると述べています。
公務員組合の立場
主要な公務員組合は、インフレ率を上回る給与アップを要求しています。彼らは、最近数年間、公務員の給与が実質的に減少し、生活費の危機に直面していると主張しています。
今後の予定
SSRBは、今後数か月かけて政府や公務員組合と協議を行う予定です。最終的な給与勧告は2025年3月に提出される予定です。
関連情報
- SSRB remit letter: 2025/26 pay round: www.gov.uk/government/publications/ssrb-remit-letter-202526-pay-round
- 公務員給与審査委員会（SSRB）：https://www.gov.uk/government/organisations/school-teachers-review-body
- イギリス政府（GOV UK）：https://www.gov.uk/
SSRB remit letter: 2025/26 pay round
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