安倍派の会計責任者に有罪判決

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安倍派の会計責任者に懲役3年の実刑判決

9月30日（月）15:18

東京地方裁判所は、自民党の元衆議院議員・宮島喜文氏（70）に、政治資金規正法違反の罪で懲役3年の実刑判決を言い渡しました。

事件の概要

宮島氏は、2022年に自民党の派閥である安倍派の会計責任者だった頃、政治資金規正法に違反して政治団体に約1億5千万円分の資金を拠出していました。この資金は、安倍派が2021年の衆院選で落選した候補者への資金援助に使用されたとされています。

判決理由

裁判長は判決理由で、宮島氏が巨額の資金を不透明な使途で提供したことを指摘。政治資金規正法の目的である政治資金の透明性を著しく損なったとして、懲役3年の実刑判決を言い渡しました。

安倍派の反応

安倍派は判決を重く受け止めていると表明。安倍晋三元首相は「大変遺憾だ」とのコメントを発表しています。また、派閥会長の細田博之氏は「派閥として改善を図っていきたい」と述べました。

政治資金規正法の重要性

政治資金規正法は、政治資金の透明性と適正な使用を確保することを目的とした法律です。この法律の違反は、政治に対する国民の信頼を損ない、民主主義の根幹を揺るがすおそれがあります。

今回の判決は、政治資金規正法を遵守することの重要性を改めて示すものとなりました。

2,21