住友商事、アンバトビーニッケルプロジェクトのパイプライン破損と鉱石流出を発表
概要
住友商事株式会社は、2024年9月30日、マダガスカルで運営するアンバトビーニッケルプロジェクトで、スラリーパイプラインが破損し、鉱石が流出したことを発表しました。
事件の詳細
事件は、2024年9月29日午後8時30分頃、マダガスカル東部のアンタラハ地区アンバトビー鉱山で発生しました。スラリーパイプラインの一部の継ぎ目が外れ、ニッケル鉱石を運ぶスラリーが流出しました。
影響
流出量は約12,000立方メートルと推定され、周辺の環境に影響を与 ています。流出は近くの川に達し、下流域に汚染が広がっています。
対応
住友商事は、流出の収束と影響軽減に努めています。対応策としては以下が含まれます。
- 流出源の遮断
- スラリーの回収と除去
- 被災地域への支援と補償
調査
住友商事は、パイプライン破損の原因を調査しています。また、政府や環境保護当局とも協力して、流出の影響を評価し、さらなる被害を防ぐ措置を講じています。
鉱山操業への影響
アンバトビー鉱山は現在操業を停止しています。住友商事は、パイプラインの修理が完了し、環境影響が最小限に抑えられるまで操業を再開しないとしています。
関連情報
- 住友商事の公式プレスリリース：https://www.sumitomocorp.co.jp/jpn/news/release/2024/group/0930_3
- アンバトビーニッケルプロジェクトのウェブサイト：http://www.ambatovy.com/
- マダガスカル政府のウェブサイト（環境省）：https://www.environnement.gov.mg/
アンバトビーニッケルプロジェクトのスラリーパイプライン破損と鉱石の流出について
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