再生細胞医療における住友ファーマのCDMO事業拡大
2024年9月30日、住友ファーマは再生・細胞医薬分野のCDMO（受託開発製造）事業会社の出資比率を変更すると発表しました。
CDMO事業とは？
CDMOとは、医薬品や医療機器などの開発・製造を外部委託する企業を指します。再生・細胞医薬分野では、細胞培養、遺伝子導入、品質管理などの高度な技術が求められます。
出資比率の変更
住友ファーマは、再生・細胞医薬CDMO事業を展開する株式会社セルトランスとの合弁会社「住友ファーマ・セルトランス株式会社」に出資しています。このたび、出資比率を50%から90%に引き上げます。これにより、住友ファーマは住友ファーマ・セルトランスの親会社となります。
事業拡大の狙い
出資比率の変更は、再生・細胞医薬における住友ファーマの事業拡大を図る狙いがあります。住友ファーマ・セルトランスは、細胞培養・処理から臨床試験受託まで、再生・細胞医薬開発の幅広い受託サービスを提供しています。
住友ファーマは、自社開発の再生・細胞医薬パイプラインと、セルトランスの高度なCDMO能力を組み合わせることで、再生・細胞医薬の開発と市場投入を加速させたい考えです。
関連情報
- 住友ファーマの発表資料：https://www.sumitomo-pharma.co.jp/ir/news/pdf/20240930_02.pdf
- 株式会社セルトランス：https://www.celltrans.jp/
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