広島県新着情報：2024年9月28日 8:00
平和と復興のシンボル、原爆ドームが修復完了
広島県は、原爆ドーム修復事業の完了を発表しました。この記念碑は、1945年の原爆投下で破壊された広島工業奨励館の廃墟です。
修復の目的
この修復事業は、原爆ドームの構造的安定性を確保し、未来の世代のためにその歴史的意義を保存することを目的として行われました。
修復内容
修復工事では、以下の作業が行われました。
- 損傷した鉄骨の強化
- 爆風で崩壊した壁の再建
- 屋根の張り替え
- 耐震性の向上
修復された原爆ドームは、引き続き広島市の中心部にそびえ立ち、平和のシンボルとして世界中から人々を引きつけることでしょう。
関連情報
- 原爆ドームについて: 広島工業奨励館は、1915年に開館した産業振興施設でした。1945年8月6日の原子爆弾投下によって壊滅的な被害を受けました。爆心地からわずか140メートルの位置にあったため、爆風と火災の直撃を受け、外壁だけを残して崩壊しました。
- 修復事業: 原爆ドーム修復事業は、2019年4月に開始され、2024年9月に完了しました。総事業費は約12億円でした。
- 平和公園: 原爆ドームは、広島平和公園内にあります。この公園は、原爆投下の記憶を継承し、平和への祈りを込めた施設です。
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