Panasonic、「ととのう風」でサウナ体験を向上させるデバイスを試験
電子機器メーカーのパナソニックは、サウナの休憩スペースに「ととのう風」と呼ばれる新しい気流デバイスを実証試験すると発表しました。この試験は、神奈川県の大磯プリンスホテルで2024年9月27日から開始されます。
「ととのう風」とは？
「ととのう風」は、サウナ室から出た後の「外気浴」で体感できる心地よい風を人工的に再現するデバイスです。特定の周波数とリズムの微風を発生させることで、心と身体をリラックスさせる効果が期待されています。
実証試験の目的
実証試験では、このデバイスがサウナ利用者の体験をどのように向上させるかを調査します。具体的には、以下の効果を検証します。
- リラックス効果の向上
- 心拍数や血圧の安定化
- 疲労回復の促進
大磯プリンスホテルでの試験
試験は、大磯プリンスホテルの男性専用サウナ「海辺の湯」で行われます。サウナ室の隣に設置された「ととのう風」デバイスから、休憩スペースに向け微風が発生します。
関連情報
サウナの「ととのう」感覚は、交感神経と副交感神経のバランスが整うことで生じます。「ととのう風」デバイスは、副交感神経を刺激し、このバランスを促進すると考えられています。
また、パナソニックはこれまでにも、サウナ体験を向上させる製品を開発しています。2022年には、光と音で五感を刺激する「サウナシアター」を発売しています。
期待される効果
パナソニックは、この実証試験の結果が、サウナ体験の新たなスタンダードを確立することにつながると期待しています。サウナ文化がより身近で、心身ともに健康的なものになることを目指しています。
サウナの休憩スペースに「ととのう風」を。大磯プリンスホテルで気流デバイスの実証試験を開始
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