青森県、有機フッ素化合物の水質調査結果を発表
（青森県庁発表：2024年9月27日）
青森県は、県内の河川やダムの水質を調査し、有機フッ素化合物の濃度を測定した結果を発表しました。
有機フッ素化合物とは
有機フッ素化合物は、耐熱性や撥水性などの特性を持つ人工化学物質の総称です。フライパンなどの調理器具や防水スプレー、消火剤などに幅広く用いられています。
調査結果
調査は、2023年4月から2024年3月にかけて、県内13河川と3ダムで実施されました。調査対象となった有機フッ素化合物は、PFOS（ペルフルオロオクタンスルホン酸）とPFOA（ペルフルオロオクタン酸）の2種類です。
調査の結果、いずれの地点でもPFOSとPFOAが検出されました。ただし、検出された濃度は、厚生労働省が定める暫定指針値（PFOS 50ng/L、PFOA 100ng/L）を下回っていました。
関連情報
有機フッ素化合物は環境に長く残り、人体に蓄積する恐れがあります。そのため、青森県では、排出を抑制するための取り組みを進めています。
具体的には、有機フッ素化合物を含有する製品の使用を減らす、廃棄物の適正処理を徹底する、汚染土壌の対策を行うなどの対策を講じています。
今後の対応
青森県は、今後も定期的に水質調査を実施し、有機フッ素化合物の動向を把握するとともに、引き続き対策に取り組んでいくとしています。
県民に向けては、有機フッ素化合物の排出を抑制するライフスタイルを送るよう呼びかけています。
有機フッ素化合物の水質調査結果について [環境保全課 9月27日]
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青森県が2024-09-27 04:10に『有機フッ素化合物の水質調査結果について [環境保全課 9月27日]』を公開しました。このニュースを関連情報を含めて優しい文章で詳細な記事を書いてください。
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