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鳴尾浜球場、井川慶氏の終球式で幕を閉じる
9月26日（木）、阪神タイガースの二軍本拠地・鳴尾浜球場に29シーズンにわたる歴史の幕が下ろされました。その記念すべき終球式には、2003年に阪神を日本一に導いた元投手の井川慶氏が登板しました。
球場の歴史
鳴尾浜球場は、1994年に阪神の二軍本拠地としてオープンしました。以来、多くの若手選手がここで汗を流し、プロ野球の世界へ羽ばたいていきました。また、阪神のファーム日本一や、日本代表の試合など、数々の歴史的な瞬間の舞台にもなりました。
終球式
終球式では、井川氏がマウンドに上がって見事なピッチングを披露しました。バッターを務めたのは、阪神の育成選手である上原太一選手。井川氏の投じたボールをしっかりと打ち返し、鳴尾浜球場最後の打球となりました。
井川氏の思い
終球式後、井川氏は「この球場でたくさんの思い出があります。ここまで引っ張ってこられたことに感謝しています」と語りました。
鳴尾浜球場の今後
鳴尾浜球場は取り壊され、跡地には新しい施設が建設される予定です。新施設の詳細についてはまだ発表されていませんが、阪神の二軍本拠地として引き続き利用される見通しです。
関連情報
- 井川慶氏は、1996年にドラフト1位で阪神に入団。3年目の2003年にエースとして阪神を18年ぶりの日本一に導きました。
- 鳴尾浜球場は、収容人数約1万3000人で、天然芝の内野と人工芝の外野を備えています。
- 新しい二軍本拠地は、2024年の完成が予定されています。
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