総裁選最終盤「重鎮詣で」相次ぐ

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自民党総裁選、終了間際に「重鎮詣で」

自民党総裁選の最終盤となる9月26日木曜日、候補者による「重鎮詣で」が相次いでいます。重鎮詣では、総裁選で有利とされる有力議員や元首相を訪ねて支持を取り付ける活動です。

岸田文雄氏

岸田文雄前政調会長は、午前中に安倍晋三元首相、午後には麻生太郎副総理兼財務大臣と面会しました。安倍氏とは自民党本部で約30分間、麻生氏とは迎賓館で約20分間会談しました。

河野太郎氏

河野太郎行政改革担当大臣は、午前中に二階俊博元幹事長を訪ねました。自民党本部で約25分間会談し、支持を呼びかけました。

高市早苗氏

高市早苗元総務大臣は、午前中に谷垣禎一元総裁と面会しました。谷垣氏は高市氏の責任感や実行力を評価し、支持を表明しました。

野田聖子氏

野田聖子元総務大臣は、午後から森喜朗元首相や野中広務元幹事長らに相次いで電話連絡をしました。野田氏の政策や経験をアピールし、支持を求めました。

最終盤の激しい動き

総裁選の投票日は9月29日火曜日です。残すところわずか数日で、候補者たちは支持獲得に最後の追い込みをかけています。重鎮詣では、当選に大きな影響を与える可能性があります。

候補者たちは、有力議員や元首相との関係をアピールすることで、自陣営の結束力を示し、党員・議員の信頼を獲得しようとしています。各陣営は、最後まで激しい戦いを繰り広げるものとみられます。

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