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エンゼルス大谷、三重殺の前で監督が采配を説明
9月25日（水）17:39、Yahoo!ニュース
エンゼルスの大谷翔平が24日（火）のレイズ戦で、前代未聞の三重殺に絡みました。
2回裏、レイズの2番打者がセカンドゴロを放ち、二塁走者だった大谷がアウトになりました。さらに、大谷が二塁にスライディングしてアウトとなった際に、一塁走者だったデビッド・フレッチャーが飛び出してしまい、併殺が成立しました。
珍しい三重殺の采配について、エンゼルスのフィル・ネビン監督は、「あの状況で、セカンドランナーをアウトにすることが最優先だった」と説明しました。
「レイズは盗塁が得意なチームで、一塁ランナーが盗塁してくる可能性があった。セカンドランナーをアウトにすることで、そのリスクを軽減したかった」
また、ネビン監督は、「三重殺が視野に入っていたわけではない」と強調しました。
「セカンドランナーをアウトにすることを最優先にし、それが三重殺につながっただけだ」
大谷自身は三重殺について、「悔しい気持ちはあるが、チームの勝利のために最善を尽くした」と振り返りました。
この三重殺はMLB史上100例目で、大谷が絡んだのはこれが初めてです。大谷は現在、打率.277、45本塁打、97打点を記録しており、ア・リーグMVP候補の筆頭格とされています。
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