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秋山拓巳、引退試合で本塁打を浴びる
西武ライオンズの秋山拓巳投手が9月24日、メットライフドームで行われた引退試合で、オリックス・バファローズの頓宮裕真選手に本塁打を打たれ、プロ野球人生に幕を閉じました。
秋山投手は、2007年にドラフト1位で西武に入団。切れのある変化球と安定した制球力を武器に、通算96勝61敗、防御率3.23の成績を残しました。2015年には最多奪三振、2017年には最多勝のタイトルを獲得しました。
引退試合では、古巣・西武のエースとして先発マウンドに上がり、5回を3安打1失点に抑える好投を披露しました。しかし、迎えた6回表、2死一塁の場面で頓宮選手に左中間スタンドへ本塁打を浴びました。
秋山投手は、本塁打を打たれた後、マウンド上で笑顔を見せながら、マウンドを降りました。そして、ベンチ前でチームメイトやコーチングスタッフと抱擁を交わし、球場全体から大きな拍手が送られました。
試合後、秋山投手は「最後、ホームランを打たれてしまったのは悔しいですが、ファンの前で投げられたことは幸せでした。15年間、ライオンズでプレーできてよかったです」とコメントしました。
秋山投手の引退で、西武黄金時代を支えた投手の1人がユニフォームを脱ぎました。彼の功績は、西武ファンだけでなく、プロ野球界全体に長く語り継がれることでしょう。
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