ガーデニング用のボタンは人や犬、猫に有害な毒性があるか詳しく教えてください。

牡丹の毒性 牡丹（Paeoniaspp.）のほとんどの種は、人間やペットに有害な毒性があります。 有毒物質:

パエオニフロリン

グリコシド（paeonalin、paeoniflorin、paeonidin）

症状: 人間:

口腔の炎症

口腔の腫れ

胃腸障害（吐き気、嘔吐、下痢）

めまい

幻覚

犬と猫:

口腔の炎症

口腔の腫れ

よだれ過多

嘔吐

下痢

神経障害（ふらつき、震え）

毒性レベル: 牡丹の毒性は、植物の種類や摂取量によって異なります。最も毒性が高いのは根で、 次に花、茎、葉の順です。ペットにとっては、わずかな摂取量でも毒性があります。 摂取した場合の対処法: 人間またはペットが牡丹を摂取してしまった場合は、すぐに以下の処置を行ってくだ さい。

口をゆすぐ（人間の場合）

ペットを獣医師に連れて行く

中毒情報センターに連絡する（米国の場合、1-800-222-1222）

予防策: ペットや子どもが牡丹にアクセスできないように、以下のような注意が必要です。

牡丹をペットや子どもの手の届かない場所に植える。

ペットを牡丹の咲く公園や庭に連れて行かない。

牡丹の花束を手の届かない場所に置く。

例外: 牡丹のなかでも、一部の種（PaeonialactifloraやPaeoniaofficinalis）は、毒性が 低く、薬用に使用されています。これらの種を摂取しても、通常は無害です。ただ し、常に医療従事者に相談してから摂取する必要があります。