京都市消防局、火災予防運動を実施
京都市消防局は、毎年11月15日～30日に実施される全国火災予防運動の一環として、2024年11月21日（木）午前4時に「令和6年秋の火災予防運動」を開始しました。
火災予防の重点事項
今回の運動では、以下を重点事項として掲げています。
- 住宅火災の防止
- 電気火災の予防
- 防火設備の適正な維持管理
- 防災意識の高揚
具体的な活動内容
運動期間中には、以下の活動が行われます。
- 火災予防広報車の巡回
- 住宅用火災報知器の設置促進
- 商店街や公共施設での防火指導
- 避難訓練の実施
- 防火チラシやポスターの配布
背景と統計
この火災予防運動は、近年発生している住宅火災の増加が背景にあります。京都市消防局によると、2023年の住宅火災発生件数は1,000件を超え、うち30件以上が死亡火災となっています。
また、電気火災も近年増加傾向にあり、2023年には50件以上発生しています。
市民への呼びかけ
京都市消防局は、市民に対して以下の呼びかけを行っています。
- 住宅用火災報知器を設置し、定期的に点検しましょう。
- 電気機器の取り扱いに注意しましょう。
- 防火設備を正しく維持管理しましょう。
- 火災が発生した際の避難経路を確認しておきましょう。
火災は誰もが避けたい災害です。この火災予防運動を機に、自らの火災予防意識を高め、安全な暮らしを守りましょう。
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