ドイツ連邦議会、対日包括的パートナーシップ強化を承認
2024年11月18日、ドイツ連邦議会（Bundestag）は、対日包括的パートナーシップを強化する決議案『20/13837: Antrag Ausbau der umfassenden Partnerschaft mit Japan』を可決しました。この決議案は、両国間の政治、経済、安全保障の分野における協力を拡大することを目的としています。
この決議案には以下のような重要な項目が含まれています。
- 政治的協力の強化：緊密な政治対話を継続し、共通の課題に対する協力を強化することを目指します。
- 経済協力の促進：自由貿易と投資の促進、気候変動対策への共同取り組み、サプライチェーンの強靭化を目指します。
- 安全保障協力の拡大：サイバーセキュリティ、海洋安全保障、防衛産業における協力強化を模索します。
- 価値観の共有：民主主義、法の支配、人権、環境保護などの共通の価値観を促進します。
連邦外務大臣のアンナレーナ・ベアボック氏は、この決議案の可決を歓迎し、次のように述べました。「この決議案は、ドイツと日本の間の堅固なパートナーシップをさらに強化し、現在の危機に対応する上で協力する上で重要なマイルストーンとなるでしょう。」
日本政府からも歓迎の意が表明されており、外務大臣の林芳正氏は、「この決議案は、両国関係のさらなる発展に寄与する」とコメントしました。
ドイツと日本は、歴史的に密接な関係を築いており、現在では主要な貿易相手国となっています。この決議案は、両国間の協力をさらに強化し、共に世界における課題に対応していくことに貢献するものと期待されています。
20/13837: Antrag Ausbau der umfassenden Partnerschaft mit Japan (PDF)
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