横浜市のすべての小学校で、約17万人の子どもたちが「持ち運べる図書館」を利用できる！～学校向け電子書籍サービス導入～
2025年6月30日、横浜市は、市内すべての公立小学校などで、学校向けの電子書籍サービスを導入することを発表しました。これは全国でも最大規模の取り組みで、約17万人の子どもたちが、学校でいつでもどこでも好きな本を読めるようになる、まさに「持ち運べる図書館」が実現するということです。
なぜ電子書籍サービスを始めるの？
横浜市では、子どもたちが本に触れる機会をもっと増やし、読書への興味や関心を高めてほしいと考えています。電子書籍なら、
- たくさんの本が読める！ 紙の本では持ち運べる数に限りがありますが、電子書籍ならタブレットなどでたくさんの本を読むことができます。
- いつでもどこでも読める！ 学校だけでなく、お家でも好きな時間に本を読むことができます。
- 最新の本もすぐに読める！ 新しい本が次々と追加されるので、常に最新の本に触れることができます。
- 文字の大きさを変えたり、読み上げ機能も！ 読書が苦手な子や、視力の弱い子でも、自分に合った方法で本を楽しむことができます。
といった、たくさんの良い点があります。このサービスを通じて、子どもたちの読書体験がさらに豊かになることが期待されています。
具体的にどんなことができるようになるの？
このサービスが導入されると、横浜市立の小学校、中学校、特別支援学校など、約320校の児童生徒が利用できるようになります。学校の授業で調べ物をするときに役立つだけでなく、休み時間や放課後に、興味のある本を探して読むことができます。
例えば、
- 授業で調べたいテーマに関する本を、たくさんの種類の中から探すことができます。
- 歴史上の人物についてもっと知りたいと思ったときに、すぐにその人物に関する本を読むことができます。
- 好きな絵本や児童書を、自宅に持ち帰ることなく、タブレットで何冊でも読むことができます。
- 難しい言葉が出てきても、辞書機能や読み上げ機能を使えば、理解しやすくなります。
このように、子どもたちの学びや知的好奇心を、電子書籍が力強くサポートしてくれるようになります。
広がる読書の可能性
今回の横浜市の取り組みは、子どもたちの未来にとって、とても素晴らしい一歩と言えるでしょう。新しい技術を活用して、より多くの読書の機会を提供することは、子どもたちの可能性を広げ、豊かな心を育むことにつながります。
「持ち運べる図書館」で、横浜の子どもたちが、もっともっと読書の楽しさを知り、学びを深めていくことが楽しみですね。
【記者発表】全国最大規模！約17 万人の子どもたちに持ち運べる図書館を！ 横浜市立全小学校等で学校向け電子書籍サービスを導入します
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