トヨタ自動車、トヨタ、上海市とカーボンニュートラルに関する包括的提携契約を締結中国上海市にバッテリーEV・電池の開発・生産会社を設立

トヨタ、上海市とカーボンニュートラル提携を締結

トヨタ自動車は2025年2月5日、中国上海市とカーボンニュートラルに関する包括的提携契約を締結しました。

提携内容
- バッテリー式電気自動車（BEV）の開発・生産
- バッテリーの開発・生産
- カーボンニュートラル技術の研究開発
設立会社
- 上海トヨタ汽車有限公司（STAC）と中国第一汽車集団有限公司（FAW）の合弁会社で、BEV・電池の開発・生産を担う新会社が設立されます。
- 資本金は35億ドル（約4,700億円）で、トヨタが70%、STACとFAWがそれぞれ15%を出資します。
目標
- 上海市をBEVと電池のグローバルハブに発展させること
- 2035年までに上海市をカーボンニュートラル都市にすること

関連情報

トヨタは過去にも中国でカーボンニュートラル推進に取り組んでいます。
- 2022年、トヨタは上海市にBEV専用工場「TNGA-BEVプラットフォーム」を建設すると発表しました。
- トヨタはまた、中国政府と共同で「トヨタ・中国カーボンニュートラルイニシアチブ」を立ち上げ、カーボンニュートラル技術の開発を支援しています。
上海市は中国最大の自動車市場であり、カーボンニュートラル化を推進する上で重要な役割を担っています。
- 上海市は2025年までに新車販売におけるBEVの割合を20%に引き上げる目標を掲げています。
- 上海市はまた、2035年までにカーボンニュートラル都市となることを目指しています。

影響

この提携は、トヨタと上海市がカーボンニュートラル社会の実現に向けて協力していく上で重要な一歩となります。また、中国におけるBEVと電池産業のさらなる発展に貢献することが期待されています。