中国、対話に尽力し「火に油を注ぐ」ことに反対 - 王毅外相
2024年9月28日、国連総会での演説で、中国の王毅外相は、中国は対話と外交手段に尽力し、国際社会の懸念に対処するために責任ある態度をとることを表明しました。
外相は、「中国は常に平和と安定の建設者であり、決して火に油を注ぐようなことはしません」と述べました。彼は、中国はすべての国が相互尊重と平等に基づく相互協力関係を構築すべきだと信じていると強調しました。
台湾問題
王毅外相は、台湾問題は中国の内政であり、中国の主権と領土保全にかかわるものであると再確認しました。彼は、「一つの中国」の原則を揺るがすいかなる試みにも中国は断固として反対すると述べました。
ウクライナ侵攻
ウクライナ侵攻については、王毅外相は中国が「停戦と交渉を支持し、武力行使や一方的な制裁を主張しない」姿勢を堅持していると述べました。同氏はまた、中国は危機の平和的解決に貢献し、人道支援を提供するために引き続き責任ある役割を果たすとも述べました。
核兵器不拡散
核兵器不拡散については、王毅外相は、中国は核兵器の完全廃絶を目指しており、核兵器のない世界の実現に尽力していると表明しました。彼はまた、中国は核兵器の非拡散条約の原則と目的にも引き続きコミットしているとも述べました。
王毅外相の演説の意義
王毅外相の演説は、中国の外交政策における対話と外交手段を重視する姿勢を強調しています。この演説は、中国が国際社会における平和と安定の建設者として世界に貢献することを目指していることを示しています。
China is committed to dialogue, ‘not throwing gas on the fire’, Foreign Minister Wang says
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