犬がペチュニアの花や葉を食べてしまった場合、以下の対処が必要です。
すぐに動物病院に連絡するペチュニアには、ソラニンやソラシンなどの毒性が含まれており、中毒症状を引き起こす可能性があります。症状が現れなくても、後から重症化することもあるため、すぐに動物病院に連絡しましょう。
食べた量や時間をメモしておく食べた量や時間を記録しておくと、獣医師が適切な処置を行う際に役立ちます。また、誤食したペチュニアの種類や、周囲に他の毒性のある植物がないかを伝えましょう。
犬の様子を観察する中毒症状として、以下のようなものが現れることがあります。
よだれ嘔吐下痢食欲不振元気消失痙攣昏睡症状が現れた場合は、すぐに動物病院に連れて行きましょう。動物病院では、以下の治療が行われることがあります。
制吐剤の投与下剤の投与活性炭の投与輸液療法抗痙攣薬の投与抗不整脈薬の投与症状が重度な場合は、入院治療が必要になることもあります。また、ペチュニアの誤食を防ぐために、以下の対策をしておきましょう。
庭や公園など、犬がペチュニアを口にできる場所に近づかせないようにする犬が食べやすいように切ったペチュニアを置っぱなしにしないペチュニアの花や葉をポプリやドライフラワーにする場合は、犬の届かないところに置く犬がペチュニアを誤食した場合は、慌てずに適切な対処を行いましょう。また、犬が誤食しやすい植物を飼育している場合は、犬が口にできないように対策しておきましょう。以下に、ペチュニアの誤食を防ぐための具体的な対策をご紹介します。
庭や公園などで散歩をする際は、犬がペチュニアに近づかないように注意しましょう。ペチュニアを庭で育てている場合は、犬が口にできないように、柵やフェンスなどで囲みましょう。切ったペチュニアを花瓶に飾る場合は、犬の届かない場所に置きましょう。犬の健康のためにも、誤食対策をしっかりと行いましょう。なお、犬がペチュニアの花や葉を食べてしまった場合、以下のような対処は避けましょう。
自宅で吐かせようとする下剤を飲ませようとする犬に水や牛乳を与えるこれらの対処は、中毒症状を悪化させる可能性があります。
