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コンピュータの仕組み11

マルチプレクサ
マルチプレクサ

 マルチプレクサはSの入力によってYにAかBの値を出力します。例えばAが0、Bが1とします。Sが0の時、

Not=1
AndAa=0
AndAb=1
AndA=0
Ora=0

AndBa=0
AndBb=1
AndB=0
Orb=0

Orの入力が共に0なので
Y=0
となります。

A、BそのままでSを1にしてみます。

Not=0
AndAa=0
AndAb=0
AndA=0
Ora=0

AndBa=1
AndBb=1
AndB=1
Orb=1

Orの入力の片方が1なので
Y=1
となります。

 このようにマルチプレクサはどちらの値を出力するか選択できます。並列に繋いでいけば複数のラインの選択を2進数で指定できるようになります。