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Multiplatform2

2 評価

 どのプラットフォームを採用すれば良いかはその時々で様々な見解に分かれますが常に念頭に置いておかなければならない観点をまとめます。

2.1 ネイティブ機能へのアクセス方法

 それぞれのプラットフォームはアプリを開発出来ると謳っていますが、どこまでネイティブ固有の機能を利用できるか承知した上で利用します。開発していく中で要件を実現できないことになっては大変です。無理してできたとしても予定外のコストが掛かってしまってはそのプロジェクトを成功には導けません。

C\C++

 OS自体がC/C++でできているのでネイティブ機能は全て利用できるはずですがそのアクセス方法が利用し易い形でまとまって公開されているわけでもないので難易度が高くまた、直接OSにアクセスするのでメンテナンスが大変です。高速処理が必要なOSに依存しないビジネスロジックをSDKなどの共通ライブラリとして利用するならば良いでしょう。

Flutter

Binding to native code using dart:ffi にあるようにネイティブ機能を呼び出せます。

KMM

 Connect to platform-specific APIs にあるようにネイティブ機能を呼び出せます。

Haxe

 アプリ開発の具体的な手順があまり載っていませんのでよくわかりません。OpenFL等の高機能なライブラリを利用して実装しC++に変換してからXcodeやAndroidStudioに取り込むのでしょうか?どの程度実用性があるかは試してみないと何とも言えないです。

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